Lesson 2 日本人の8割が間違うBe動詞を使った疑問文の答え方を押さえて間違わない2割の人になる

疑問文は主語とBe動詞の位置を逆にするだけ!!



というところまでを前回で説明しましたが、今回は質問された時の答え方を説明します!!


肯定と否定



Be動詞の疑問文は日本語にすると「〜ですか?」ですが、この疑問文に関する質問には「はい」「いいえ」で答えることができます。


肯定=はい=Yes
否定=いいえ=No


になります。


YesとNoに主語とBe動詞を組み合わせると表のようになります。





例えば、質問が


Are you Japanese? (あなたは日本人ですか?)


だったとします。


答えは、


はい、日本人です(肯定)= Yes, I am. (私は日本人です)
いいえ、日本人ではありません(否定)=No, I am not (I'm not).(私は日本人ではありません)


となります。


これは一番ベーシックな質問と答え方になります。


でも、時々否定形で始まるこんな質問をされます。


Aren't you Japanese? (あなたは日本人ではないのですか?)


答えは、


いいえ、日本人です。
はい、日本人ではないです。


という日本語になりますが、これを英語にするとどうなるか?



No, I am. (いいえ、日本人です。)
Yes, I'm not.(はい、日本人ではないです。)


ん・・・・??


なにかおかしい・・・


表のような定型の答えになりません。


ここで何が聞きたいというかというと、「あなたが日本人かどうか」ということです。


また、Yes, I am. の後ろにはまだ続きがあり、本当は " Yes, I am Japanese."という答えが続きます。



日本人なの?と聞かれて、もし、上のような答えになってしまうと、


No, I am Japanese. (違います、日本人です。)
Yes, I'm not Japanese.(そうです、日本人ではないです。)


どっちやねん!!


という答えになってしまいます(笑)


日本語訳がなにであれ、日本人であれば「肯定」なので"Yes"、日本人でなければ「否定」なので"No"になります。


なので、質問が肯定形で始まっていても、否定形で始まっていても、そうなら"Yes"、違うなら"No"です。


これ、日本人が間違い易い文法90%に入ります


とくに、英文を日本語訳に訳してしまうと、間違えてしまう方がとても多いです。


なので、ここで学んでしっかり覚えておいて下さい。


でも、もし、なんかややこしくなって分からない〜!!


となった方は最終手段があります。


"Yes"や”No”を無視する



です(笑)


質問で知りたかったのは「日本人かどうか」ということでした。


それが答えられてはっきり伝わればOKです。


なので、答えは


I'm Japanese.
I'm not Japanese.


だけでも大丈夫です。


語学を学ぶとどうしても決まった形にこだわってしまいがちですが、英会話は相手とのコミュニケーションをすることが大切です。


何が言いたくて、何を伝えるかを理解することが大切です。


1つの答えにこだわらず、臨機応変に、自分の使い易い言い方をどんどん見つけて行きましょう!!




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